2012年 1月12日更新


県平和センターが第13回総会
関東ブロックも総会
大阪の「教育基本条例」で集会
狭山事件で14点の証拠開示
護憲大会受け、南と西でブロック集会

2012年 1月12日更新


1日も早い脱原発社会の実現を』と訴える山下議長
=12月15日、さいたま市で 

  県平和センターは12月15日夜、第13回定期総会をさいたま市で代議員、役員のほか個人会員も含め約70人が参加して開きました。12年度活動方針などを採択するとともに、山下弘之議長(自治労)−長竹弘事務局長(県私鉄)を先頭とする執行部を再選しました(新役員や「活動方針」などは別掲)。
 あいさつにたった山下議長は、あいさつにたった山下議長は、東日本大震災と原発事故にふれながら、「1日でも早く脱原発社会を実現させよう」と呼びかけました。総会では4人が発言し、報告と方針案を補強しました。

議   長 山下 弘之(自治労)
副 議 長 金子  彰(埼玉教組)
片岡 明幸(部落解放同盟)
事務局長 長竹  弘(県私鉄)
事務局次長 中島  修(事務局)
幹   事 持田 明彦(自治労)
上岡 一幸 (県私鉄)
山本 道夫(部落解放同盟)
倉持 光好(埼玉教組)
高橋 和哉(全農林)
嶋田 和彦(埼玉高教組)
前田 哲雄(国労)=新任
佐藤 乃洋(全水道)
大杉  渉(JAM日本鋳鉄管労組)
折井 洋之(新運転労組)
茂木 重雄(JAM金子農機労組)
成塚 勝美(中央労金労組)=新任
大久保 聡(化学一般)
荻原 晴夫(建設埼玉)
米蔵  孝(社青同)
中野 孝之(JR東日本労組)
新井 隆裕(日放労)
横溝 一男(統一労組)
清水 秀男(JAM東鋼労組)
青木 文男(埼玉地域森林労連)
夏神  勉(さいたま平和センター)
(保留) (川越平和センター)
森   博(熊谷地区労)=新任
小林 勝市(比企西部地区労)=新任
会計監 川根 眞也(埼玉教組)
田村 雅彦(中央労金労組)=新任

【退任した役員】幹事 馬橋 博一(国労)、
同 広嶋 大助(中央労金労組)、
同 田   淵 明博(川越平和センター)、
 同 江原 隆二(比企西部地区労)、
同 小林    秀樹(熊谷地区労)
 
 寄せられたメッセージ (順不同、敬称略)
 フォーラム平和・人権・環境 代表 江橋崇・福山真劫、
東京平和運動センター 議長 長谷川信康、
茨城平和擁護県民会議 会長 川口玉留、
栃木県平和運動センター 議長 黒阜柱宦A
群馬県平和運動センター、
山梨県平和センター 代表 手塚仁、
護憲大会千葉県実行委員会
 

勢揃いした総会で選ばれた新役員
=12月15日、さいたま市で

 


はじめに
 東電福島第一原発事故は、「経済優先・コスト優先」思想がどれだけ甚大な被害を与えることがあるか私たちに思い知らせました。日本国憲法が規定する「生存権」を基本に、新しい社会を作り上げなくてはなりません。そのためにも原子力に依存しないエネルギー政策への転換に向け、「さようなら原発1000万人アクション」の取り組みを広げることが求められています。
 沖縄県は来年、本土復帰から40年を迎えますが、沖縄も原発立地地域と同様に、「国策」によって県民の生活の安全や命が脅かされてきました。ところが、政府は県民がこぞって反対している辺野古への新基地建設を「米国との合意」を優先して強行しようとしています。
 狭山再審闘争も重大な局面を迎えています。09年9月から始まった三者協議は今年12月で9回を数え、確実に検察側を追い込んでいます。来年こそ再審開始を勝ち取る年としなければなりません。
 埼玉平和センターはこの1年、各構成組織の協力を得ながら活動してきました。これまでの活動に自信を持ちながら、2012年の活動を進めたいと思います。
 1999年12月に平和・人権運動を担う労働組合の組織として活動を始めて12年が経過し、今回第13回総会を迎えることができました。8年前から民主団体や個人にも加入を呼びかけるようになりましたが、その責任はますます大きくなっています。
 そこで、埼玉平和センターは、2012年度の重点課題を次のように設定します。
 1,埼玉県平和運動センターの名にふさわしい平和・国民運動の一層の推進を図ります。各構成組織と各ブロック、地区から平和憲法を護り、活かす運動を強化します。
 2,組織の拡大、強化を実現します。新規加入組織と個人会員の拡大に努力します。
 3,制度・政策要求、学習活動の推進を図ります。
 4,中央の「フォーラム平和・人権・環境」(平和フォーラム)や関東ブロックをはじめとする各都道府県の平和運動センター、全国基地ネットワークとの連携の強化を図り、平和・国民運動を推進します。



 関東各都県の平和センターで構成する関東ブロック連絡会議の第10回総会が11月27日、立川市で開かれました。この1年間の取り組みを総括するとともに、山下代表(埼玉平和センター議長)−小原慎一事務局長(神奈川平和センター事務局長)をはじめとする執行部を選びました。
 翌日は横田基地を視察するフィールドワークが実施されました。


大阪教育基本条例の危険性を訴える高橋哲哉教授
=12月12日、さいたま市で

 埼玉教育フォーラム(共同代表、山下県平和センター議長ら9氏)は12月12日、さいたま市で高橋哲哉東大大学院教授を講師に迎え、「大阪教育基本条例とその問題点」を開きました。約80人が参加。
 高橋教授は、「『今の日本の政治に必要なのは独裁』という橋下徹大阪府知事(当時、現大阪市長)の発言に端的に見られるように、この条例が通れば完全なトップダウンで下部に押し付けられ、教育は成立しなくなる」と厳しく批判しました。
 さらに同教授は「選挙で勝ったのだからそれが民意だとして『教育は2万%強制である』などといった奇怪な思想を正当化しようとしている」と指摘し、この条例制定を許さないとともに、全国に波及させないために奮闘することを呼びかけました。


石川さんの『自白』のコースに基づいて
現地調査を行う参加者
=11月20日、狭山市で

 12月14日に狭山事件の弁護団、東京高裁、東京高検による9回目の三者協議が開かれ、
東京高検は14点の証拠を開示しました。弁護団の追及と証拠開示を求める運動の成果といえますが、「犯行現場」を特定するためになされた捜査の書類などは「不見当」とするなど、不誠実な対応が続いています。
 これより先の11月20日、狭山市で交流学習会と現地調査が取り組まれました。部落解放同盟県連(片岡明幸委員長)や部落解放県共闘会議(山下弘之議長)などで構成する実行委員会が主催したもので、200人が参加しました。
 妻の早智子さんとあいさつした石川さんは、「自分が同和地区に生まれなかったら狭山事件の犯人にはされなかったと思う。来年には無罪判決を勝ち取りたいので、ご支援をお願いしたい」と述べました。
 足利事件の冤罪被害者・菅家利和さんもかけつけ、警察に1年間尾行された体験などを紹介しながら、「(冤罪・無罪が確定した)足利、布川事件の次は石川さん(の無罪)だ」とエールを送りました。
 参加者はその後、石川さんが「自白」したコースを歩き、石川さんを犯人とすることの矛盾を改めて確認しました。
 さらに12月1日には都内で狭山事件の再審を求める市民集会が開かれました。12年こそ証拠開示から事実調べ・再審開始の年とする決意を固めることが求められています。


 第48回護憲大会(主催;平和フォーラムを中心とする実行委員会)が11月4日から3日間、東日本大震災と東電福島第一原発事故で深刻な被害を受けながら、復興に懸命に取り組んでいる東北・山形市で開かれ、開会総会には全国から2,500人が参加しました。
 大会を受け、県平和センターは県内各地での護憲集会の開催を呼びかけてきました。そのトップを切って11月28日にさいたま市で開かれた南部ブロック集会は「原発事故のいま 福島のいま」と題して前福島県議の加藤雅美さんが講演しました。60人が参加し、今も続く深刻な状況を報告しながら、医療体制の整備と健康管理など、今後の課題を指摘しました。
 12月6日には坂戸市で西部ブロック集会が開かれ、110人が参加。高木仁三郎市民科学基金理事の堺信幸さんが「皆で考えよう どうする原発」をテーマに講演し、「未来ある子どもたちを守るために脱原発の取り組みを強めよう」と訴えました。いずれの集会でも放射能汚染から子どもを守るための若い母親たちの取り組みが報告されました。

 

 



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